【S11シングル R2130 最終50位】模倣対面構築

【はじめに】


お久しぶりです。かげろうです。
シーズン11ランクマッチお疲れさまでした。


今回は剣盾の頃からの目標であったシングル最終2桁を達成できた構築を紹介します!


とはいえ今回の構築はシグマさんがメンバーシップ限定配信で公開されていた構築のレンタルの細部を変えただけのものになっています。


組み始めが自分ではない&内容の9割9分が原案のままということもあり簡素な内容にはなっていますがご容赦ください。
詳しい内容はシグマさんのメンバーシップにアーカイブがありますのでそちらをよろしくお願いします(販促)
また、今回記事を描くに当たって内容の公開を快く許諾してくださったシグマさんへこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!



【使用構築】


原案からの変更点

ガチグマ→もちものを半分実からオボンの実に

パオジアン→不意打ちを氷の礫に

その他→万が一同じ構築を参考にしている人に当たった時に負けないためにSラインを上げた()

【個体解説】



カイリュー
テラスタイプ:はがね
特性:マルチスケイル
実数値167(4)-204(252)-115-×-120-132(252)
持ち物:いかさまダイス
技構成:スケイルショット/アイアンヘッド/しんそく/りゅうのまい

意地っ張りのパワーがとてつもなく、ウーラオスの鉢巻水流耐えまでHBに振ったオーガポンを+1スケショで飛ばせるのが強かったです。


選出率4位




ハバタクカミ
テラスタイプ:じめん
特性:こだいかっせい
実数値:145(116)-×-93(140)-176(164)-156(4)-182(84)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:ムーンフォース/テラバースト/めいそう/みがわり

主にチオンドヒドやキラフロル展開のようなピンポイントな構築に出していました。
選出率は低いですが選出した際の勝率は高かったのでお気に入りのポケモンです。


選出率6位




オーガポン
テラスタイプ:ほのお
特性:かたやぶり→おもかげやどし
実数値:161(44)-171(124)-123(148)-×-117(4)-154(188)
持ち物:かまどのめん
技構成:ツタこんぼう/ウッドホーン/がんせきふうじ/でんこうせっか

早い炎オーガポンが考慮され辛い関係で相手との認識ずれが起きやすくて強かったです。炎オーガポンミラーは一度も負けませんでした。
後述のあくびガチグマとセットで出すことが多かったので剣の舞が欲しい場面も多々ありました。


選出率2位




ガチグマ
テラスタイプ:みず
特性:しんがん
実数値:219(244)-×-153(100)-183(92)-90(36)-77(36)
持ち物:オボンのみ
技構成:ブラッドムーン/だいちのちから/しんくうは/あくび

神です。初手置き、クッション、ラス1のタイマン性能とどれを取ってもピカイチで最強のポケモンでした。
個人的にあくびクッション+対面の構築(剣盾初期のカビミミみたいなやつ)が好みなので9世代でも似たような対戦ができて楽しかったです。

初手のメガネイーユイや水ウーラオスで強引にガチグマを倒しに来た相手に対して水テラスタルで残数を取りに行く動きが強かったので、初手に出す場合は裏にテラスタルを切る場合があるかどうかを考えて選出していました。(ガチグマ+オーガポン+パオジアンならテラスタルへの依存度が低い選出になりやすい)


選出率1位




パオジアン
テラスタイプ:ゴースト
特性:わざわいのつるぎ
実数値:155-189(252)-101(4)-×-85-187(252)
持ち物:きあいのタスキ
技構成:つららおとし/せいなるつるぎ/サイコファング/こおりのつぶて

選出がまとまらなかった時や初手のポケモンにテラスタルを切りたい時に裏に置けるテラスタル依存度の低いポケモンとして投げました。削れたブーストエナジーハバタクカミに手が出ないのが嫌なので不意打ちより氷の礫派です。


選出率5位




ウーラオス
テラスタイプ:みず
とくせい:ふかしのこぶし
実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
持ち物:こだわりハチマキ
技構成:すいりゅうれんだ/インファイト/アイススピナー/アクアジェット

このポケモンに対して切られやすい水・草テラスタルにはオーガポン、誤魔化しの毒にはガチグマが打点を持てるため、わざとウーラオスを雑に扱って相手のテラスタルを誘発して裏で詰める動きをよくしました。

並び的に鉢巻を想定され辛かったのか、初手のアーマーガアが水テラ水流で吹き飛んだ時は笑いが止まりませんでした。


選出率3位




【基本選出】

ガチグマ+オーガポン@1

@1はカイリューかウーラオスになることが多く、ステロ展開や鋼タイプのいるサイクルなら初手からウーラオスを出して破壊しに行きます。
ウーラオスの通りが悪い水オーガポン入りの構築にはカイリューを通しに行く展開が多かったです。
選出がまとまらなかった時は誤魔化しのパオジアン、チオンドヒドやキラフロル入りにはハバタクカミで崩しを行っていました。


基本的にはガチグマとオーガポンが出せるかどうかを考えて、そこから他のポケモンの出せない理由を考えて消去法で出すポケモンを決めるといったイメージでやっていました。


【最後に】

ここまで読んで頂きありがとうございました!

前日に4桁を彷徨っていた時はどうしたものかと思っていましたが、なんとか救い上げることができて嬉しいです。

次回はもう少し描けることを増やせるように自力で構築を組みたいと思います………

それでは。

【SVシングルシーズン4使用構築】蒼剣セグミミカイリュー【最終136位レート2107】

お久しぶりです かげろうです。

前回の記事が2年前ということを確認してたまげました。ポケモン自体は続けていましたが、あまり見栄えの良い結果も出ず、公開したい構築もなく、ポケモンユナイトで大会出場するくらいどっぷりハマったり、スプラトゥーンをやったりして過ごしていました。

そんな自分ですが今回はSVシーズン4にて自身の目標であったレート2100を達成できたので生存報告も兼ねて構築記事を書くことにしました。

レギュレーションの変更により環境が大きく変わることで需要の薄いものにはなるかとは思われますが、この記事を読んでくださった方の一助になればと思います。


構築経緯


自分はランクマッチの性質的に一試合ごとのテンポを重視して対戦数を重ねることが効率良くレートを伸ばす方法だと考えているので、TODなどがあまり発生しなくて一試合辺りの対戦時間が短い対面構築を組むことを目指しました。


構築の組み始めの対面性能の高いポケモンとして襷セグレイブ、ブーストエナジーハバタクカミ、珠ミミッキュを採用しました。


襷セグレイブはS2の頃にも使用しており、使用感が良かったため。
耐久に振り分けたSブーストハバタクカミは対面性能を保証しつつ相手の積みに対してのストッパーになれるところを評価。
環境トップのハバタクカミ、セグレイブにテラスタルなしの状態で打ち勝てるので珠ミミッキュといった感じです。

上記の3体に加え、初手投げ性能、後発からのスイーパーの両方をマルチスケイル込みで実現できるカイリューを採用。
当初はゴツメ竜舞型、するどい嘴の4W型などを試していましたがしっくり来ずに困っていたところ、弱点保険両刀カイリューの存在を知って藁にも縋る想いで試してみたところ、するするとレート2000に到達したのでこの4体を基本選出にして組み始めました。

補完枠にはここまでで皆無な催眠耐性とキョジオーン耐性を一手に引き受けてくれるおんみつマントサーフゴーと相手のセグレイブを筆頭に環境に多いポケモンに1度交代する選択肢の取れるクッション枠として残飯ヘイラッシャを採用しました。


29日まではこれらで回していたところ、以下の点が気になりました。

  1. 基本選出で投げた際の相手の催眠技が辛い(特にカバルドンとヘイラッシャ)
  2. 前期結果を残したキラフロル+カイリューの並びにドラゴンテールを打たれるだけで負ける
  3. エナジーハバタクカミの最適な構成が思い当たらず選出した対戦の勝率が芳しくない

以上のことから、1と3を解決するためにエナジーハバタクカミをエナジーテツノツツミに変更s。2を解決するためにヘイラッシャを食べ残しキョジオーンに変更して構築が完成しました。

構築コンセプト

・対面で殴り合って勝つ
・汎用性を損なわない程度に相手の考慮外になり得る技構成・テラスタルを採用する

個体解説


セグレイブ
テラスタイプ:ドラゴン
性格:陽気
特性:熱交換
実数値:191(4)-197(252)-112-×-106-152(252)
持ち物:気合の襷
技構成:氷柱針/巨剣突撃/地震/氷の礫


構築の組み始めです。9世代で1番信用しているポケモン
襷セグレイブのテラスタイプの候補として氷、地面が一般的ですが、S4は216セグレイブの巨剣突撃+氷の礫を耐える襷ステロコノヨザルが流行っていたため、
初手で対面した際にテラスタル巨剣突撃→氷の礫でステロを撒くorセグレイブの襷を潰すのどちらかしかできないようにするため今回はドラゴンテラスタルで採用しました。
ドラゴンテラスタルにした副産物として初手に出てくるHBベースクエスパトラやHAイカサマダイスキノガッサのような中耐久程度の襷を持っていないポケモンを無償で突破できたため使用感は良かったです、
S4環境はセグレイブを中心に回っており、ミラーが頻発したことから最低限5割で勝てるように最速個体で採用しました。



ミミッキュ
テラスタイプ:フェアリー
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
持ち物:命の珠
技構成:じゃれつく/ドレインパンチ/影打ち/呪い


ミミッキュ枠です。
最近のミミッキュは2W剣舞呪いが多かった印象ですが、現環境ではミミッキュの上から行動できるポケモンがとても多く、化けの皮を盾に剣の舞を積んだとしても次ターン以降は影打ちの選択が強制されてしまい、相手のテラスタルによっては縛れているはずのポケモンに返り討ちにされることが気になったので今回は剣の舞を切った構成での採用です。
本構築はドドゲザンの被選出率が非常に高いため、ワンパンこそできないものの他のポケモンの攻撃と合わせてスムーズな処理ができるように最終日の深夜にドレインパンチ持ちの個体に変更しました。
これのおかげで数多のドドゲザンをカモることに成功したので英断でした。
流行っていたコノヨザル、セグレイブに安定して行動するために最速です。



カイリュー
テラスタイプ:ノーマル
性格:勇敢
特性:マルチスケイル
実数値:195(228)-198(204)-116(4)-128(60)-122(12)-90
持ち物:弱点保険
技構成:流星群/神速/地震/火炎放射


配分、技構成はこちらの記事を参考にしました。*1

adamspoke.hatenablog.com




主にシーズン中盤から流行っていたセグレイブに対面で勝つ目的で耐久に振った変幻自在マスカ―ニャやテツノブジンへのメタであり、対面での処理とあわよくば弱点保険を発動させて裏に神速での削りを入れるのが役割です。
セグレイブとミミッキュをテラスタル依存度の低い型で採用しているので、神速のダメージを伸ばすためだけにHPの少ないカイリューにテラスタルを切るなんていう立ち回りもしていました。
流星群+地震+神速で技範囲としては完結しているので、ハバタクカミへのアイアンヘッドやドドゲザンへのけたぐりといったピンポイントメタの検討もしましたが、アーマーガァ、ハッサム、ミミズズといったセグレイブを見て投げられがちなポケモンに負けたくなかったため原案の技構成のまま採用しました。
相手のカイリューに起点にされるところ以外は無敵のポケモンでした。




テツノツツミ
テラスタイプ:地面
性格:控えめ
特性:クオークチャージ
実数値:137(44)-×-135(4)-187(204)-81(4)-188(252)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:ハイドロポンプ/フリーズドライ/テラバースト/身代わり

配分意図:CよりSが高くなるように 他余り
163-111サーフゴーに対して地面テラバーストが152~182ダメージの乱数75%


ブーストエナジー枠のちょっと変わったテツノツツミです。
当初はハバタクカミでしたが、カバルドンとヘイラッシャに圧力を掛けられるポケモンがいない本構築ではあくびを打たれているだけで簡単に負けてしまうので、あくび以外を押されるタイミングで繰り出してアドバンテージを取れるようにテツノツツミを採用しました。
その際にこれらと同居しがちなチョッキジバコイル、スカーフサーフゴーに打点を持てるように地面テラバースト型での採用です。サーフゴーは倒すことこそできないものの、裏の圏内には入るので許容しました。

水と地面は攻撃範囲として被っているところがありますが、それが幸いして本来はハイドロポンプを押さないといけない場面のところで命中100のテラバーストを選択できたため安定した試合運びをすることができました。具体的に言うと鋼タイプや炎タイプへの安定打点になります。
テツノツツミの本質はアンコール+身代わりによる相手の行動制限能力にありますが、テラバーストを採用する都合上アンコールor身代わりの片方しか採用することができず、相手の交代にアンコールを押してしまった場合のケアが効かないと感じたため、身代わりを優先しました。
相手目線ではアンコール+身代わりのケアが強制されているので択に感じているけど自分側はそもそも択ですらないといった状況がストレスフリーで良かったです。




サーフゴー
テラスタイプ:格闘
性格:控えめ
特性:黄金の体
実数値:185(180)-×-116(4)-203(252)-112(4)-113(68)
持ち物:おんみつマント
技構成:ゴールドラッシュ/サイコショック/テラバースト/悪巧み

配分意図:最速50族抜き C特化 他余り

技構成はこちらを参考にしました*2
note.com


催眠対策兼受け回し対策の置物です。受けにしか出しません。
サーフゴーは採用するだけで相手の安易なあくびループを抑制できるので、本構築のような4体で完結している対面構築では見せポケとして採用し得だと考えています。
元々はキョジオーンに勝てるようにおんみつマントでの採用でしたが、キョジオーン入りのスタンダードな構築にこのサーフゴーは投げられないため、改善できる余地があると思いながらお守り枠として使っていました。




キョジオーン
テラスタイプ:フェアリー
性格:腕白
特性:清めの塩
実数値:207(252)-120-191(188)-×-119(68)-55
持ち物:食べ残し
技構成:塩漬け/身代わり/自己再生/守る

配分意図:不明(ボックスにいた適当な個体です)


置物その2です。選出圧力が高いので採用しました。
元々はフェアリーヘイラッシャを採用していましたが、ありとあらゆるポケモンが身代わりやびっくりテラスタルでカモりに来ていて選出できなかったので、同じような役割でいるだけで仕事ができるキョジオーンを採用しました。
基本的には選出しませんがキラフロル+カイリューのどくびしドラゴンテール展開に対して初手のキラフロルを強引に突破したあとに無理やりTODするためにフェアリーテラスタル+身代わり型で採用しました。キラフロル+カイリューはセグレイブの全ての技を考慮するとキラフロルを残しながら交代の選択が取り辛く、キラフロルを捨ててカイリュー出しテラスタルで切り返して来ることが多かったので助かりました。この系統はキョジオーン対策を身代わりカイリューに一任している構築が多かったため、裏も含めてキョジオーンで誤魔化すことができます。
最終日前日はラムADヘイラッシャとかいうとち狂ったポケモンを入れていたのでそこから冷静にキョジオーンが採用できて良かったです。

基本選出


カイリューセグレイブテツノツツミミミッキュのどれかから3匹です。初手はカイリューかセグレイブを相手の構築によって使い分けていました。
ざっくりとした指標としてはマスカーニャ、テツノブジンがいたらカイリュー。コノヨザル、キノガッサがいたらセグレイブを投げていました。あとは大体雰囲気です。
困ったらセグレイブカイリューミミッキュの一番パワーの高い選出をしておけばなんとかなりました。

重いポケモン


カイリュー

基本選出が物理3枚であるのと前のめりな構築であることでHBベースのカイリューはすべて重かったです。
1ターンでも隙を見せるとボコボコにされるのですぐにミミッキュに引いて呪いから展開することを意識しました。


・ビルドアップイルカマン

セグレイブ、カイリューのメイン打点が竜技なのでフェアリーテラスタルをされるとお手上げ状態でした。最上位では流行っていたらしい?けど自分はあまりマッチングしなかったので運が良かったのかもしれません。

他にもビルドアップを採用しているポケモンが重かったので、テツノツツミが自然にアンコールを採用できる構築にする必要があったなとシーズンが終わってから気づきました。

終わりに

9世代ではレートのインフレによってS1最上位の方が2400を達成しており、自分のレート2100という記録には大して意味はないとは思っていますが、それでも8世代の活動において達成できなかった目標を達成できたことに非常に満足しています。
実はS2の時に最高レート自体は2100に到達していそうではありましたが、当時はレートを確認できなかったこと、最終的には溶かしてしまったことで実績としては残らなかったのが心残りだったので、今回の結果は自分にとって1つの進歩になりました。
今回は潜って溶かすことが怖くて最終2桁チャレンジができませんでしたが、次回以降はレートに拘らず順位だけを見て対戦が出来たらなと思います。

ここまでの閲覧ありがとうございました!




SpecialThanks

・深夜に4桁まで落ちてヘラっていた僕を応援してくれたインターネットのみんな

・思考を落ち着かせてくれる龍角散のどすっきり飴

・対戦中BGMとしてずっと流していた藍月なくる

www.youtube.com

↓オススメ曲です。正直こんな構築よりこれを聴いてほしい。
youtu.be

*1:※無断ですので問題ありましたらリンクは削除致します。

*2:※同上

【剣盾シングルS13最高レート2062/最終レート2002/285位】対面ドヒドラッキー

シーズン13シングルランクマッチにて使用した構築の紹介です。



【結果】

TN フレスベルグ

最終レート 2002/285位

TNシグトゥーナ

最終レート 1941/479位

最高レート 2062



【概要】

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【構築経緯】
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相手目線では処理が厄介な受け駒であるドヒドイデラッキーによる選出誘導の高さに着目して構築を開始した。


一般的にこれらの受け回しの並びを崩すためには攻撃的なポケモンや積み技を持ったポケモンを選出することが多く、選出が前のめりになりやすい。


そこでドヒドイデラッキーによって歪んだ相手の選出を初手ダイマ+襷枠+ミミッキュで意表を突きながらテンポを先に握り、そのまま勝ち切ることを目標とした。


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ダイマエースにはカバルドンラグラージウツロイドなどから展開する構築に強い展開が作れるラムエースバーンと相手の想定外から崩しが行えると考えた命の珠ダイロックサンダーを採用した。


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最後に襷枠に汎用性の高い悪ウーラオスミミッキュ枠にアッキミミッキュを採用して構築の完成とした。



【構築コンセプト】

・対面選出による一試合ごとの効率化

ドヒドイデラッキーによる残数有利を取った際の詰ませの動き



【個体解説】
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エースバーン@ラムの実

特性:リベロ

性格:陽気

実数値:155-168(252)-95-×-96(4)-188(252)

技構成:フレアドライブ/飛び膝蹴り/飛び跳ねる/思念の頭突き


前述の通りカバルドンラグラージウツロイドなどの展開に対して先に展開できるエース。


ラムの実を盾にして自身にバフを施して展開役を処理して2体目にダイマを強制させる動きが無難に強かった。


一般的なエースバーンは炎技にかえんボールが採用されているが、本構築ではフレアドライブを採用している。
これはダイマックスによる荒しを済ませた後や終盤のスイーパーとして選出した際に命中不安技しか持っていないことが気になったため。
実際にフレアドライブの反動で負けた対戦は存在せず、逆にフレアドライブのおかげで安全な詰めが行えた対戦が多かったためこの型のエースバーンを採用している方は是非一考してみてほしい。



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サンダー@命の珠

特性:プレッシャー

性格:控え目

実数値:165-×-106(4)-194(252)-110-152(252)

技構成:10万ボルト/暴風/原子の力/身代わり



第二のエース。主にレヒレランドのようなサイクルに圧を掛ける役割を担う。


ヒレランドと同居している霊獣ボルトロスやH振りだけのサンダーを8割程度の乱数で飛ばせる原子の力採用により相手が軽視しやすい負け筋を押し付けることができる。


ダイウォール媒体としては羽休めではなく身代わりを採用している理由はCS振りのサンダーで羽休めを打ったところで回復が間に合うということが少なく、であればダイジェット連打で相手のダイマを強制した際に上から身代わり連打で一方的なダイマ枯らしができる方が構築コンセプトとも合っていると考えたからである。

似たような技として守るも同様に相手のダイマターンを素早さの上下関係なく使わせることができるが、ナットレイテッカグヤに対しての安定択として使うこともできる身代わりの方が汎用性があるとして今回はこちらを優先した。



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ラッキー@進化の輝石

特性:しぜんかいふく

性格:図太い

実数値:351(204)-×-62(252)-×-132(52)-70

技構成:卵産み/地球投げ/電磁波/ステルスロック



選出誘導枠その1。


選出率こそ低めではあるが相手の構築によっては対面選出のクッション役やドヒドイデと合わせて受け回しをすることもあった。



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ドヒドイデ@黒いヘドロ

特性:再生力

性格:図太い

実数値:157(252)-×-224(252)-73-163(4)-55

技構成:自己再生/熱湯/トーチカ/黒い霧



選出誘導枠その2。


ラッキーに比べると汎用クッション役として選出する機会は多く、数多の釣り出し交換の餌になった。


構築全体で重いピクシーのようなポケモンを誤魔化せる毒々が欲しいときもあるが、相手のダイマへのクッションとしての役割を遂行するためのトーチカとミミッキュへの詰みを意識した黒い霧はどうしても切れなかった。



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ミミッキュ@アッキの実

特性:化けの皮

性格:意地っ張り

実数値:143(100)-156(252)-118(140)-×-126(4)-118(12)

技構成:じゃれつく/ドレインパンチ/影うち/剣の舞

調整:

H:8n-1

A:かげうちのダメージ意識の特化

B:できるだけ硬く



ミミッキュ枠。


ウーラオスのあんこくきょうだやサンダーのダイジェットを考えるともう少しHBに回したいがAを削るわけにもいかずどっちつかずな配分になってしまっている。要検討枠。



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ウーラオス@気合いの襷

特性:不可視の拳

性格:意地っ張り

実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)

技構成:暗黒強打/インファイト/不意打ち/挑発



襷枠。


挑発の枠は重いカイリューに打てるれいとうパンチと入れ替えて使っていた。


環境のミミッキュやサンダーは遅い個体が多いことから最速にするメリットよりも不特定多数のポケモンに対して暗黒強打+不意打ちで縛れるレンジが伸びる意地っ張り個体とした。




【基本選出】

1.f:id:kagerin_3989:20210101093236p:plainorf:id:kagerin_3989:20210101100653p:plainf:id:kagerin_3989:20210101100628p:plainf:id:kagerin_3989:20210101100639p:plain

2.f:id:kagerin_3989:20210101093236p:plainorf:id:kagerin_3989:20210101100653p:plainf:id:kagerin_3989:20210101100727p:plainf:id:kagerin_3989:20210101100739p:plain


構築コンセプトから1の選出パターンが多かった。




【雑感】


構築を組み始めたのが最終日前日ということもあって穴だらけではあったが、最低限2ROM2000に乗せられる程度の構築が組めたことには満足しています。(片方特攻して溶けたけど)


今期は最終2100を目指していたため結果的には残念であったものの、最終日の深夜3時くらいまで2桁順位を維持して対戦できていたので楽しいシーズンでした。


最終日に2桁順位で戦えていたのは初めてであり、上位のプレイヤーの強さを肌で感じられたので次に真剣にやる時の糧にしたいですね。


当記事は以上となります。ここまで閲覧並びにシーズン13にて対戦いただいた方ありがとうございました。


【おまけ】
TNフレスベルグ 79勝42敗 R2002 
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TNシグトゥーナ 104勝65敗 R1941
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最高レートのやつ ポケモンデータベースソード・シールドさんのキャプチャですが…
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